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bakaid: 200508303

自分なりのハッカー観でいうと、ハックは誰でもできるけど、誰でもハッカー
になれるというものではないと。他の人に『キミはええハッカーやな』と認め
られて初めてハッカーになれるんじゃないかと思うわけです。

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ちょっと自分もまだ考えがまとまってないんですけど、最近考えていることを。

これまでは、というか今でも、モデリング能力というか、全体像をできるだけ
詳細に把握するといったことが強調されていますよね。いや、これが悪いとい
うわけじゃなくって。

でも、最近は全体像が見えにくくなっています。いや、これは自分に限ってい
えば今に始まったことじゃないんですけど。で、ボンヤリとしか見えないゴー
ルに向かって歩いていくわけです。そんな状況の中だと、全体像をできるだけ
詳細に把握するっていうのはほぼ不可能なんですね。『多分こっちのほうへ歩
いていけばいいんだろう』みたいな感じで手探りで進んでいくしかありません。

で、XPっていうのは、この手探りをいかに上手くやるかって話が大きいんじゃ
ないかと。

で、これって具体なんですね。モデリングが抽象だとすれば、それとは真逆な
方向から歩いていく。

だから、今強調すべきは、全体を詳細に把握することじゃなくって、いかに具
体的に、いかにincrementalに進めていくかっていう能力なんじゃないかと思
うんです。

一歩の確かさを大切にするっていうか。開発全体を通じてそうした気持ちが求
められていると。

ぶっちゃけていえば、自分にはそんなに抽象化能力といったものはありません。
だから、どうしても具体的なものから始まって徐々に抽象度を高めていくしか
ないんです。そんなこともあって、自分にはXPが合っているんだなと思うわけ
です。

いわんとしていること、分かってもらえますかね。

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かずひこさんの日記を思い出して、自分もスルーしてたんですけど、やっぱり
ちょっと引っかかりました。

確かに『技術系エンターテインメント』といった性格が強いですし、面白くな
い発表もあったわけですけど、でも、やっている側からすれば、ただ単にお祭
りのような感覚で、面白おかしければいいと思ってやっているわけではないで
しょう。いや、自分はそう思いたい。

何といっても、やっぱりLLっていうのは日陰者なわけじゃないですか。最近で
こそチラホラ表に出るようにはなっていますけど。でも、そのチラホラですら、
今回で3回目を迎えたLLがわずかながらも影響したせいかもしれないじゃない
ですか。もしこれまでのLLがなかったら、ひょっとしたら日本はいまだに
Heavyweight Language一色に染まっていたかもしれないじゃないですか。

実際、自分も現場でオーム社の人とお話したり、鈴木カヘイ編集長がTシャツ
売ってるのを目撃したり、そういう『なんとかLLを表に出したい』って頑張っ
てる人もいるわけじゃないですか。

だから、自分の今のエンターテインメント路線が絶対いいとはいいませんけど。
でも、前にも書いたように、だからといって背広向けにやってもそれは違うわ
けで。だったら、Googleなりはてななりから偉い人を連れてきてババァンッと
講演でもさせたりとかあるわけですけど。だから、そこらへんは背広のほうが
LLに擦り寄るほうが筋だろうと思うわけです。

なんか取りとめのない話になっちゃいましたけど、そういうわけで来年のLLで
お待ちしてます。

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いや、しかし、ほんとにキミらはお行儀がいいな。オレなんかつまんねー話な
んて聞く気になれなくって外でとくひろさんとおしゃべりしたり、誰か出てく
るかと思ったら誰も出てこねーからボーッと御苑眺めたりしてたよ。

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てか、オレもよく引っぱるな。LLのこと一番書いてるの、ひょっとしてオレ?

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