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2012年04月22日

「Made by Hand ポンコツDIYで自分を取り戻す」(M.Frauenfelder著、オライリー・ジャパン)

やっぱりMakeムーブメントの根底にあるのはDIYなんですよね。
それはアンチ消費文化という側面もあるし、ひょっとしたら米国の
長期に渡る不景気とも関係してるかもしれないし、エコブームとも
関係してるかもしれない。

でも、著者はアンチ消費文化なんかを声高に主張せず、自分で
作ることによる人生の充実を訴えます。

この本には、様々なMakerが登場します。その多くが変人で、
米国(というか西海岸だから?)ってこんなに変人が多いの?
って驚くくらい。その多くがアンチ消費文化の具体例で、でも、
著者は彼ら彼女らにあまり肩入れせず、必要なときに知恵を借り
つつ、自分のDIYを楽しんでいます。

DIYってアマチュアの世界なんですよね。アマチュアがやること
だから、失敗も多いし、作ったものの完成度だって高くない。
でも、失敗は学びの過程だし、完成度だって結局は自分が満足
できればいい話。アマチュアだからこそ楽しめるという面が少なからず
あります。

前にも書きましたけど、日本で今盛んにいわれる「ものづくり」って、
産業との結びつきが強すぎるんですよね。アマチュアを排除した
言葉に聞こえる。楽しそうな言葉に聞こえないんですよね。結局、
求めてるのは消費者だけっていうのが透けて見えちゃう。

本の話に戻りますけど、著者が自分の娘の家庭教師を買って出る
下りがあるんですけど。この家庭教師の話が、この本の一部を
成していることも面白いところで。工作とは全然関係ないんですけど、
「できるだけ自分でやる」というDIY精神からは外せない話なんで
しょうね。ただ、家庭教師の試みは半ば成功、半ば失敗という結果に
終わるんですけど。

何をDIYするかというのは結構むずかしい問題で。ここまで産業や
システムが成熟してると、DIYがいつも正しいとは限らない。手っ取り
早く買ってきたほうがいいということもたくさんある。DIYといっても、
原始生活を望んでる人はそういないわけで。

まぁ、アマチュアとして楽しめる範囲でやるというのがバランスと
いうものなんでしょうね。でも、そのバランスが案外むずかしかったり
するんですけどね。

本家Permlink


2012年04月15日

SparkFunのMusic Instrument Shieldを手に入れました:

http://www.sparkfun.com/products/10587

Makerには今さら語ることでもないんですけど、Arduinoにはこう
いうシールドがたくさん売られていて、それなりにエコシステムを
形成しています。こういうシールドを何段にも重ねてシステムを
作る例もあるようです。

このMusic Instrument Shieldは、リアルタイムにMIDIメッセージを
処理してイヤホンジャックから音を出すものです。音もののシールド
には、この他にもSDカードに収められたデータを再生するような
ものもあります。

このシールドもそうなのですが、Arduinoのシールドは、Arduinoに
つなげるためのピンがつけられていない状態で売られているものも
たくさんあります。だから、買った人が自分でハンダづけしないと
いけません。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、シールドの左右に
開けられている穴にピンソケットを差して、すべてのピンをハンダ
づけします。このシールドを注文するときにピンソケットも注文
しました。

http://www.switch-science.com/products/detail.php?product_id=246

Music Instrument Shieldもピンソケットもスイッチサイエンスで
注文しました。

このピンソケット、写真よりはちょっと大きいんですが、ハンダづけ
慣れしてない自分がビビるには十分なほど細かい。そこで、
いきなりシールドに手を出す前に、共立で簡単な電子工作キットを
買って、ハンダづけの練習をしました。回路のこともよくわからず、
とにかくハンダづけ。

で、ハンダづけにも慣れたところで、念願のMusic Instrument
Shieldのハンダづけ。Arduinoに無事載せることができました。
ただし、音が出るまで安心できないのがハードならではの世界。

いそいそとSparkFunのサイトからサンプルコードをもらってきて
Arduinoにアップロード。ヘッドフォンをシールドに差して聞いて
みると、なんと、音が出てる!

音量は小さいんですけど、音質は悪くないと自分は感じました。
値段相応って感じですかね。

さて、次に、とりあえずPCからシールドを操作したい。というわけで、
MIDIキーボードをPCにつなげて、そのMIDIメッセージをArduinoに
転送することにしました。ちょっと苦労しましたが、どうにかgithubで
公開に漕ぎ着けました:

https://github.com/tkojitu/Mistran

--

Makerというか電子工作というか、道具をそろえたり、パーツや
キットを買ったりと、結構お金がかかるもんなんですね。まぁ、
数万というレベルですけど。それでも、やっぱり趣味レベルなら
お金のほとんどかからないプログラミングの世界との違いは大きい
と感じます。

あと、当たり前ですけど、作業するのに物理的な空間が必要な
のも頭の痛いところ。今はハンダづけは台所でやってます。

あんまり深く考えずにMakerの上辺だけをなぞってる感じですけど。
でも、このシールドにしてもそうですけど、かなり高機能な装置を
手軽に楽しめるのは素晴らしいことです。基板からICチップから
ぜんぶやろうとしたら、とても素人が手を出せるもんじゃありません。

あと、Arduinoについてなんですけど、確かに今どき8ビットかよ!
ってのはあるんですけどね。mbedみたいなのもありますし。でも、
情報量や周辺装置の厚みが全然違うんです。

--

せっかくだからシールド積んだArduinoの勇姿でも載せようかと
iPhone 3Gで撮影したんだけど。そのiPhoneをPCにつないだら
アップデートがあったんでやっちゃったのがマズかった。アップ
デートに失敗して写真もろともデータが全部飛ばされた。

データ飛ばされたの、これで二度めんだんだけど。前にデータ
飛ばされたときは、そのせいでIDわかんなくなってAppStore
とか使えなくなって。それ以来、ほとんどブラウザしか使ってない。

もうさすがにアンドロに切り替えたい。

本家Permlink


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