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2021
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「東洋経済」の特集を読んで。 一口に「グローバル化」といっても、企業戦略は様々。 Panasonicは、中国に生活研究センターを作って、徹底的に 市場調査をしてヒット作を産み出している。市場調査と いっても実態は泥臭いもので、民家を訪ねて台所の レイアウトを調べたりといったことをやっている。 一方、ユニクロは、過去の失敗から「世界のどこでも同じ ユニクロを届けること」という方針のもと、ローカライズ のようなことは一切やっていない。 Panasonicもユニクロも現時点ではどちらも成功している ようだ。 「世界標準」なるものに従っておくことが海外市場で 成功するポイントではない。
まぁ、スパコンについてはいろんな人がもっともなことを 書いてるし、みなさんのほうが詳しいだろうけど。 だから、NECが抜けた時点でプロジェクトとしては失敗 したのが明らかであり、失敗したプロジェクトに潤沢な 資金をいつまでも振れるほど日本の財政は豊かではない。 にもかかわらず、ナショナリズムに訴えて無理矢理お金を 引っぱりだそうとするのでは、かつての軍事国家であった ころの日本がやったことと大して変わらない。そして それは、科学者としてもっとも恥ずべき行為だと自分は思う。
『語りかける中学数学』より: 問題: A、B2人の先月の収入の比は5:3で、支出の比は7:4 であった。また、2人の先月の残金はともに2万円であった。A、B の先月の収入を求めてください。 で、これ、解いてみたんですけど、自分は: A : B = 5 : 3 A - 2 : B - 2 = 7 : 4 で解いたんですよね。ほら、『外項の積と内項の積は等しい』って いうのをうっすらと覚えてたから (笑)。 でも、解答見たら、違う解き方してるんですよね。 5m - 7n = 2 3m - 4n = 2 いや、『こういう解き方もあるんだよ』的なものなのかも しれませんけど。でも、やっぱり求める収入を直接変数に するほうが素直じゃない? 英語でいえばstraightforward じゃない? 『外項の〜』って小学校でやるんでしょ? しかし、筆算力は、もう中学生以下になってるね。 ポカしまくりで。 -- 加減法っていうのがあって: 2x + y = 10 (A) 3x + 2y = 7 が: 4x + 2y = 20 (B) 3x + 2y = 7 で: x = 13 ってヤツなんだけど。A式を2倍してB式にするっていう このプロセスは、式を変形させて重複を目立たせて、 最終的に重複を消してるっていう見方もできて。 そういうプロセスをリファクタリングでもすることが ある。重複してることをはっきりさせてから重複を 取り除くっていう。
やあ、久しぶり。twitterのほうにはチョクチョク書いて るんだけどね。 佐藤・ラスプーチン・優氏は『東洋経済』に連載を持ってて。 内容は、『がっついた若手のビジネスパースン』向けに 勉強法などを伝えるといったもので。その中で繰り返し 主張されてるのが『高校の教科書で基礎を身につけなさい』 ということ。特に、数学と世界史については『教養』として 高校レベルの知識が必須という。 ちょっと前に『東洋経済』で勉強法の特集があったんだけど。 その中でも佐藤氏は、同じ主張を繰り返してたんだけど。 それでも、ザッと見た感じ、他の人が勧めるやり方よりも、 佐藤氏の『高校教科書』のほうが、自分には納得のいく ものだった。 まぁ、もともと勉強法といったものに興味がなくって。 佐藤氏みたいなスパルタっていうか、ミモフタもない 『勉強あるのみ』みたいな話のほうが好みなんだよね。 -- で、そういうこともあったし、仕事でも『オレ、数学 ダメなんすよ』みたいなことがあったしで、ちょっと やってみるかと。 ただ、自分の場合、中学レベルの数学も危いんで、 そこから。 で、アマゾンで『中学 数学』で検索かけたら 『語りかける中学数学』(高橋一雄、ペレ出版)っていうのが 一番上に来て、それを注文。 ほんとは問題なんかも手を動かしてキッチリ問いたほうが いいんだろうけど、さすがに知ってることばかりなので 目で読むだけ。 まぁ、こっちのほうはボツボツやってく。 -- で、『語りかける中学数学』で『方程式を解く』っていう のがあって。 -3x + 2 = 5 みたいなヤツね。で、これっていうのはリファクタリングに 似てると感じたのね。 そもそも、リファクタリングは『再ファクタリング』で。 『ファクタリング』は数学でいうところの因数分解な わけで。だから『再因数分解』といった感じで。で、 なんで『再』がつくかっていうと、設計のときに一度 因数分解してるはずだから。だから、それをさらに因数 分解するといった意味で再ファクタリング、つまり リファクタリングになると。 その因数分解もまた中学数学で出てくるんだけど、もう ちょっとあとの話。それでも、上の『方程式を解く』って いう初歩の段階でも『式の値を変えずに単純化する』って いうところは『機能を変えずに設計を単純化する』って いうリファクタリングに通ずるところがあるなと。
そうねぇ。自分は方法論方法論した方法論を教えるつもりは ないんだよね。 いつもいってるように、基本や原理・原則というのものを 伝えたい。 それがたまたまagileに沿ったものだとしても、それは それで仕方ない。 まぁ、自分がagileに偏向していることは認めるけど。 だから、たとえばXPの個々のpracticeを実践するとか しないとかはあんまり気にしない。XPでいえばvaluesと principlesが大切だと思ってるんだよね。
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