2005 6 7 8 9 10 11 12
2006 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2007 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2008 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2009 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2010 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2011 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2012 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2013 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2014 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2015 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2016 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2017 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

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2009年08月28日

「文化の違い」なんていうのは言い訳に過ぎないだろ。

同じソース・コードをいじってるんだから「文化の
違い」なんてもんで済む話じゃないだろ。

違いがあるとすれば、それは知識と意識の違い、
格差であって、そういうもんはなくさなきゃ善く
なっていかないだろ。

同じコードベースをいじる以上、ドライに話を進める
ことなんてできっこないんだから。「こっからここは
お前の責任」みたいなことはできっこないんだよ。
それがShared Codeだろ。

本家Permlink


2009年08月27日

memcpy使っちゃいけないってのは常識だと思ってたん
だけど。どのくらい常識かっていうと、C言語に詳しく
ないオレが知ってたくらいだったから。

いや、正確にいうと、memcpyとmemmoveのどっちを使う
べきかはよく覚えてなかったんだけど。でも、領域が
重なってるときの動きがおかしくなるっていう話は
聞いたことがあって。

http://libc.blog47.fc2.com/blog-entry-38.html

で、オレなんかよりはるかに長くC言語を使ってきた
人たちのいる現場でも、memmoveは滅多に使われてないん
だよね。これはちょっとショックだった。

--

上の話は、xv6のソース・コード見てて思い出した話:

http://en.wikipedia.org/wiki/Xv6

まぁ、自分はアセンブラ読めないし、C言語でも読んで
わかるところなんて多くないんだけどね。

本家Permlink


2009年08月26日

アドバイスを求めるときって、求める当人には
答えがわかってるときがほとんど。少なくとも
いくつかの選択肢は持ってるもの。

逆をいえば、求められたときにしかアドバイスを
しないなんていうのは、ただの逃げでしかない。
まぁ、コンサルなんて、もともとサギみたいな
商売だからいいけど。

アドバイスをするなら、ときには黒い白鳥である
ことも必要だろう。それはアドバイスを受ける
側からすると思いがけない天恵となる。流行りの
言葉でいえばセレンディピティってヤツだ。

--

もちろん、こないだも書いたように、警句って
いうのは無視されがちで、タイミングが合って
なければなおさらだ。

でも、タイミングを見計らっていたら、それこそ
タイミングを逸してしまう。

以前からいっていたからこそ「前からいってたじゃん!」
っていえるもの。事件が起こってから「そうなると
思ってたんだ」なんてバカでもいえる。

--

しゃべりすぎだ。

本家Permlink


2009年08月25日2

大統領の地位が『買い手市場』だということも考えられる。

大統領になりたい人間はたくさんいる。でも、大統領の
イスは1つしかない。ならば、大統領の報酬は、ある程度
低くても、なり手はいなくならないだろう。

--

『東洋経済 8/29』、p.58

  (amazon.comが) 使われていた理由は「洋書が丸善で
  買うより安い」に尽きる。

amazon.co.jpが立ち上がる前からamazon.comのファンが
日本にいて、それがamazon.co.jpの成功の大きな要因に
なったという説。

まぁ、丸善は死んだほうがいいし、日本にamazonを憎んでる
書店がいるんなら、丸善こそが元凶で、その丸善に
タカってた書店もあったからこそamazonが急成長したと
いうことをわかんないとダメだね。

紀伊国屋とか、海外の雑誌が法外な値段で売られてたけど。
今でもそうなんかね?

--

瀧井聡 アマゾンジャパン・ロジスティックス社長

  アマゾンが最優先しているのは、「安全」。次に大事な
  ことが「品質」、3番目が「納期」。4番目になって、
  ようやく「効率」が出てくる。

--

まぁ、2番目に品質とかいうわりには佐川なんか使うように
なったけどな。

再配達の電話はつながらねぇ、Webでのサービスは使いづれぇ。
顧客第一主義のamazonがそんなとこ使うなと。

これは佐川にもamazon.co.jpにも文句言っといたけどな。

--

これは、はなはだ個人的な印象で、非常に独善的で偏見に
満ちた話なんだけど。

Python選んだ人って、他の言語に疲れた人が多い気がする
んだよね。

『Pythonには元Lisperが多い』っていうのは同意して
もらえると思うけど。そして、彼らのほとんどが
『Lispを嫌いになったわけじゃない』っていってる
ことも同意してもらえると思うけど。

じゃあ、なんでPython選んだのかっていうと、その
へんは、まぁ、『合理的な理由』があるんだろうけど。

でも、自分からすると『Lispに疲れたから』って
見えるんだよね。

で、これはLispのかわりにC++からPythonに移った人も
そんな感じなんじゃないかと思うんだよね。

そういう疲れた人がたどりついた安息の地っていうか。
まぁ、それにはちょっぴりあきらめみたいなものも
含んでるのかもしれない。

--

『野村総合研究所のSIフレームワーク』だっておwww

感覚がズレすぎててシャレになってないだろ。

フレームワークがカネになるなんて、いつの時代の話だよ。

--

電子書籍なら、再販制度を維持しなきゃいけない理由なんて
これっぽっちもない。

本家Permlink


2009年08月25日1

でも、冷静に考えたら、amazon以外の選択肢はないん
じゃないか。amazonだけがネットからお金を持ってくる
ことができてる状態だし。

そういう意味でいうと、ニワンゴあたりがクラウドを
はじめても不思議はない。

もちろん、ケータイの連中もネットからお金を持って
くるインフラをすでに持ってるわけだけど、それだと
話がとたんにつまらなくなる (笑)。

本家Permlink


2009年08月25日

でも、じゃあ、なんで大統領の給料っていうのは、
あんなに安いんだろう。

彼らの理屈でいえば、大統領なんていう、ほぼ
タダ働きに近い仕事なんて、誰もなりたがらない
はずだろう。

つまり、それは、米国でも、仕事の大変さと報酬とが
一致しないことがあるとわかっているんだろう。
あるいは、仕事そのものが報酬であるということを
認めているんだろう。

本家Permlink


2009年08月24日1

ぐぬ。PSP-3000がこんなにも早くダメになるとは。

?bakaid=20090503

4ヶ月とか。さすがソニー。

まぁ、ウカム終わってねぇんだよ、まだ (笑)。

いや、クエは出てるんだよ? 出てるんだけど、まだ
やる気になれねぇんだよな。残ってるのは、村クエの
モンスターハンターとG3のいくつか。G級のミラは
まだ出せてない。

G2まではランスだけでクリアしたんだけど、G3の
『砂上の大決戦!』で挫折した。ドド亜種がランスで
倒せる気がしなかった。だからハンマーでやった。

ちなみに、ソロだけね。

ランスはレイジングテンペストと虚空、ハンマーは
カオスオーダーあたり。防具はミヅハ真。レアなのは
そんなところかなぁ。

ランスのキャラはクエをシーケンシャルにやったん
だけど、それ以外にハンマーでG1まで行ったり、
今はまた新しいキャラ作って太刀で上位やってる
ところ。ラージャンの角折りたいんだよね。

まぁ、全然上手くなんないね。昔っからゲームは下手
なんだけど。

--

やっぱりPSP-2000買おう。3000はダメだ。

アナログがすぐイカれるのもあるんだけど、それより
もっと問題なのは、ACのコードがねじれて、被覆が
はげるんだよね。まじ危ない。

本家Permlink


2009年08月24日

警句にしても、アドバイスにしても、受け入れるほうが
無視すれば、なんの役にも立たなくなる。

だから、何度も書いてるように、謙虚なバカになんないと
ダメなんだよね。

--

人間の成長が指数的だとして、問題なのは、報酬は
指数的に増えないっていうことなんだろうね。

逆に、報酬形態が線形に増えてくもんだから、人の成長も
線形だと考えちゃうんだろうね。

「報酬も指数的にすればいいじゃん」っていう話も
当然出てくるだろうけど。でも、それはそれで「グリード」
なんていわれちゃうわけだよね。

それに、最近の若い子は、報酬よりも安定を求めてたり
するし。「外資はイヤだ」っていう若者も結構いるみたい
なんだよね。

まぁ、おカネの話はむずかしいよ。

--

自分らの仕事について、自分はコミュニケーションの
占める比率が高いと思ってるんだよね。それは、たとえば
株のトレーダーなんかよりも全然高いと思ってるわけ。

顧客との関係ばかりじゃなくって、組織内の関係でも、
この仕事って、コミュニケーションが重要だと思ってるん
だよね。

もちろん、コミュニケーションっていうのは一朝一夕には
築けない。だとすると、転職するにはコストがかかるって
ことになる。

本家Permlink


2009年08月22日

あ、国会議員の息子って、森 (鮫脳) の息子だったのか。

なんか、ミョーに納得だな。

これはゼガヒでも自民党を下野させて、検察・警察に
徹底的に追求させないとダメだな。

本家Permlink


2009年08月21日

変更コストカーブの話の続きなんだけど。

ツールの発達によって変更コストカーブが緩やかになった
っていうのは、そのとおりだと思う。でも、それ以外にも
カーブを緩やかにする手段はあるんじゃないか。

たとえば、教育とか。

こないだ書いた、人の成長の話。思うんだけど、人の
成長カーブっていうのは指数的なんじゃないかと。

たまに見かけるのは、『人の成長曲線は階段状だ』って
いう説。それもうなずけるところがあるんだけど、
曲線をもっと遠くから見たら、やっぱり指数的な線を
描くんじゃないかと思うんだよね。

で、変更コストカーブが指数的に増大するんであれば、
ツールの進化が割と頻繁に起こらないと追いつかない
ような気がするんだよね。でも、現実には、そんなに
急に進化はしないよね。

指数的に増大するものに対抗するには、やっぱり指数的に
増大するものを使うしかない。それがつまり人の成長曲線
という話。

まぁ、相変わらず、根拠も何もない、キチガイのタワゴト
ではあるんだけどね。

--

ああ、もちろん、成長曲線には個人差があって、しかも
その差は大きいっていうのはある。

でも、世間一般で考えられているより、良い黒い白鳥に
なれる人間は多いんじゃないかって気がするんだよね。

まぁ、そのへん、自分は楽観主義なのかな。

--

『わらしべ長者は複利の話だった』ってこないだ
書いたけど。あれは人の成長曲線の話でもあるん
だよね。努力を続けることで、能力が複利的に、
つまり指数的に高まるっていう。

『彼との差はどんどん広がる一方だよ』なんて
いう話をよく耳にすると思うけど。それは能力の
差が複利的に広がってるからなんじゃないかと
思うわけですよ。

--

ああ、数学の素養がないのがモロバレだな。
『指数的』というのは多分正しくなくって、
『指数関数的』っていうのが正しいんだろうね。

バカですみません。

本家Permlink


2009年08月20日

『ブラック・スワン』(N.N.タレブ、ダイヤモンド社)、P.199 表4

    懐疑的実証主義と非プラトン派                   プラトン派のアプローチ

プラトン性の境目の向こうにあるものに関       プラトン性の境目の内側に集中する
心を持つ

「わからない」と言える根性を持った人を      「お前はこういうモデルを批判してばっかり
尊敬する                                     だな。でも、こんなモデル以外に何があるっ
                                             てんだ」

デブのトニー                                 ドクター・ジョン

ランダム性の主な源は黒い白鳥だと考える       ランダム性の主な源は普通の変動だと考え、
                                             後知恵でジャンプをつけ加える

たたき上げ                                   天下り

普段はスーツを気ない (お葬式は例外)          ダークスーツに白いシャツを着て退屈な語
                                             り口

正しいことをおおざっぱにやるのを好む         間違ったことを几帳面にやる

理論は最小限、理論化は予防しないといけ       すべてがなんらかの一般社会・経済大統一
ない病気だと考える                           モデルと「厳密な経済理論」に当てはまら
                                             ないといけないと考える。「記述的」なやり
                                             口には顔をしかめる

確立は簡単に計算できないと考える             確立が計算できるという仮定に頼りきって
                                             道具を組み立てる

お手本はセクストス・エンペイリコス。証       お手本はラプラスの力学。時計みたいな世
拠にもとづき理論は最小限に抑える経験学       界や経済
派の医療

実践から直観を育む。まず観察、それから       科学の論文に首っ引き。まず本、それから
本                                           実践

どの分野の科学にアイディアを得たわけで       物理学にアイディアを得て、抽象度の高い
もない。とっ散らかった数学と計算方法を       数学に頼る
使う

懐疑主義と蔵書の中の読んでいない本にもと     信念と、自分でわかっていると思い込んで
づく考え                                     いることにもとづく考え

果ての国を出発点にする                       月並の国を出発点にする

高度な職人技                                 粗雑な科学

幅広い事象にわたっておおざっぱに正しい       隅々にわたる細かい仮定にもとづく了見の狭
のを目指す                                   いモデルの中で、完璧に正しいのを目指す

--

最近見つかったヒドいバグ:

int foo[100];
memset(&foo, 0, sizeof(foo));

何度も書いてるけど、記号ひとつで大損害が出るわけで、
そういうのは、いくら分析や設計に時間をかけたって
防げない。だって、分析や設計の段階ではコードなんて
まだ書いてないんだから。

だから、コードと真剣に向き合わないといけない。

いいか? 「分析や設計なんていらない」なんてことは
一言も書いてないからな。いいたいのは「分析と設計に
かけるのと同じくらいの情熱をコードにもかけなきゃ
ダメだろ」ってことだ。

そうなれば、当然そこには、君らの大好きな「トレードオフ」
ってもんが発生する。どれかを上げれば、他のどれかは
下げざるを得ない。じゃあ、どこに重点を置けばいい?
そんなもん決まってる。コードだ。なぜ? コードが
最終的な成果物だからだ。記号を打ち間違えるのは
コード、設計で間違ってても直すのはコード。
当たり前の話だろう。

本家Permlink


2009年08月19日2

言語の選択に『合理的な』理由なんてないだろう。

万人が納得できるものを合理的というのであって、
そうでなければ嗜好に過ぎない。

そして、嗜好とはアニマル・スピリットそのものだ。

ならば、嗜好というアニマル・スピリットを突き詰める
ことが理に適う。

スピリチュアルが嫌いだというが。ならば、E.S.Raymond氏の
オープン・ソース三部作はどうだ? オープン・ソースの
世界が贈与経済で成り立っているなんて、常識的に考えれば、
気違い沙汰だ。でも、我々は、贈与経済が成り立っていると
実感している。違うか?

アニマル・スピリットというのは、お花畑の話ではない。
人間あるいは人間の集団が起こす現象を観察し、上手く
いくやり方を見つけ、それを実際に試すということだ。

『いきいきとした』という言葉の裏には『生々しい』という
言葉が隠れている。いい仕事をしたいと思う一方で、
お金をたくさんほしいとも思う。いいコードを書きたいと
思う一方で、いい女を抱きたいとも思う。そうした情念の
ぶつかり合いこそが、人間が輝くための源泉になるのでは
ないのか。それを置き去りにしては、暗いビットの闇が
広がるだけだろう。

--

自分は、Rubyを長くやってる人に会うと尋ねることがある。
『どうしてRuby界隈には優秀な人が集まってるんですかね?』

まぁ、自分の見てる世界が狭いだけで、Ruby界隈の他にも
優秀な人が集まってるところはあるんだろう。それは
置いておいて。

問題なのは、誰もこの質問にハッキリとした答えを
出してくれないことだ。誰一人として、だ。

こんなに重要なことに誰も答えられないでいる。これは、
自分にとっては、Rubyのテクニカルな話よりよっぽど
重要なことだ。なぜなら、その答えがわかれば、Rubyが
ポシャっても、新しいプロジェクトを立ち上げて必ず
成功させることができるからだ。必ず、だ。

でも、彼らは、この問題を『スピリチュアル (笑)』と
いって無視する。どっちがバカだっていうんだ! いや、
オレのほうがバカなんだけど。

--

優秀な人には仕事が集まる。仕事が集まれば学習効果が
高くなる。だから、優秀な人はますます優秀になる。

これは、オレ以外にもいってる人がたくさんいることだし、
これを読んでる人も『何を今さら』と思ってることだろう。

でも、なぜか、それを組織運営に積極的に取り入れようとは
しない。人はいつまで経っても学習しない、凡人は凡人の
ままだという前提で組織を運営する。もしくは、人の成長は
直線的だという前提で組織を運営してしまう。

そんなバカな話はない。

人への投資は、一番ローリスク・ハイリターンなもの
だろう。もちろん、お金がからむとそうもいってられないが。

それでも、お金をかけずに投資するやり方はいくらでも
ある。誉めてやればいいし、仕事を与えてやればいいし、
メシをおごってやればいいし、オンナを紹介してやっても
いい。

本家Permlink


2009年08月19日1

であるならば、リクルートのような企業が職業訓練所
(もっといえば学校) を運営してないのは、なんというか、
非常に悪いことだ。悪いというのは、社会的な責任を
果たしていないという意味もあるし、単純に頭が悪いと
いう意味もある。

本家Permlink


2009年08月19日

逆にこういうこともできる。大数の法則が成り立つのは、
砕かれた粒の大きさにバラツキが少ないときだけだと。

しかし、十分に砕いたつもりが、実際に取りかかって
みると、実は全然大きなままだった、なんていうことは
よくある。

結局、どこまでいっても未知の未知というものからは
逃れられない。だから、少しでも早く『実際に取りかかる』
ことが大切ということになる。

--

何度も何度もおんなじことばっかり書いてるし、周回遅れな
感じで目新しいことを書いてるわけでもないんだけど。

それでも、そうはハズしていないと思うんだけどなぁ。

『バランスを疑え』なんてことも書いてるけど。あれ
なんかは、XPにしてもいえる話でしょう。それと、
『ブラック・スワン』の『バーベル作戦』もその手の
話なわけですよね。

--

そういうのでいえば、『トレードオフ』なんかも疑わしい
言葉なんだよね。

『エンジニアリングはトレードオフの連続だ』なんて、
よく聞くでしょ?

いや、確かにそうかもしんないけどさ。『で?』って
感じなんだよね。それ知って何か面白いことあんの?
っていう。

トレードオフなんていうのは最後の手段であって。
そこに行き着くまでにもっとやれることがあると思うん
だよね。っていうか、相反するものを両立させてこそ
エンジニアリングなんじゃないの?っていうくらいの
感じなんだよね。

だから、トレードオフなんていう言葉は『聞きとうない』
って感じ。トレードオフなんていうシャレた言葉に
逃げないで、『あきらめました』とか、素直にいった
ほうがいいよね。

--

『ブラック・スワン』に『間違ったことを几帳面に
やるよりも、正しいことを大雑把にやるほうがいい』
っていう話がある。

チケット駆動を盲信するなよ。黒い白鳥に襲われるぞ。

本家Permlink


2009年08月18日

管理者がツールに置き換えられるなんてことはないん
じゃないの?

プログラマが専門的知識を必要なのと同じように、
管理者も専門的知識を必要とするんじゃないの?

管理者が管理するのは資源だよね。資源っていうのは、
主にカネと時間。そして、資源っていうのは、外部との
交渉で得られるもの。

それと、管理者は、会社の利益を代表する存在でもある。
で、会社の利益っていうのは、プログラマ個人の利益と
ぶつかるときもある。管理者は、プログラマをなだめたり
すかしたりしてやる気を失わせないように誘導しなきゃ
いけない。

いや、やっぱり、管理者をツールで置き換えられるって
いうのは、管理の仕事ナメてるとしか思えない。

本家Permlink


2009年08月14日

だから、人間そのものが黒い白鳥なんだな。
もちろん、良いほうの黒い白鳥だ。

俗に『化ける』という言い方がある。思いもかけなかった
人が、急に成長する。化けた人がもたらす恩恵は、予想
できないくらい大きい。

あるいは、将棋の羽生さんみたいなパターンもある。
若いころから『彼は将来名人になるだろう』といわれて、
確かに名人にもなったが、羽生さんが将棋界にもたらした
ものは、それ以上のものだった。

人を確実に化けさせるメソッドは存在しない。誰が化ける
かも、化けたあとの影響がどれくらい大きいかも、予想
できない。

人を侮らず、見込みのありそうな人にはできるだけ手厚く
遇する。見込みがはずれても恨まない。そういう当たり前を
やることで、黒い白鳥をつかまえるしかない。

本家Permlink


2009年08月11日1

計画が計画のとおりに進むのならagileなんて出る幕は
ない。顧客は本当にほしいものを要求し、開発者はそれを
納期までにきっちり実現する。見積もりはいつだって
ドンピシャだし、設計だってハッキリクッキリだ。

おまけに、百年に一度の金融危機も予測できてて、次の
選挙でどの党が勝って、誰が首相になるかも見えている。

ならば、IT業界は、金融業界より賢い人が集ってるって
ことになる。いや、賢いどころか超能力者の集団だ。

一年後の計画を細かいところまで予想するなんて、
占いと大して変わらない。こないだ書いた年表をもう
一度あげておこう:

1987 ブラック・マンデー
1990 平成不況
1997 アジア通貨危機
2002 ドットコム・バブル崩壊
2006 ライブドアショック
2008 サブプライム危機

こうした経済的混乱は予測できない。でも、予測できない
からといって、ビジネスが失敗していい理由にはならない。
現実に不況になれば、リストラだなんだでプロジェクトも
見直されることになる。違約金はもらえるかもしれない
けど雀の涙だろう。なんといっても、ない袖は振れない。
開発側には作りかけのコードが残されるだけだ。

作るほうからしたら、作った分にはお金を払ってほしいし、
作った分は動いてくれたほうがうれしい。

それでも一年後の詳細な計画にこだわるんなら、
グリーンスパンにでもお願いするんだな。『バブルが
弾けませんように、マエストロ』ってな。

--

まぁ、あんまりこういうのを書いても逆効果かも
しれない (笑)。

まぁ、でも、このページの影響力なんてタカが
知れてる。逆に、このページを見てagileはじめる
ところがあったら、そっちのほうがビックリだし、
『あんた大丈夫?』って聞きたくなる (笑)。

一年くらいのプロジェクトなんて結構ザラにあって、
一年くらいだとそうそう失敗することもない。

でも、くどいようだけど『そうそう』っていうところが
ミソで、そこに黒い白鳥が襲いかかるスキがあるんだな。

まぁ、でも、プロジェクトが失敗したり中止されたり
する理由はいくらでもある。防げるものも、防げない
ものも含めて。

本家Permlink


2009年08月11日

机の上にバカデカイPC立てて、
隣の人が何やってるかチラ見することもできねぇ。
足元にはキャスターつきの引き出し机があって、
一緒に並んでモニタ見ることもできねぇ。
そんなもん、キュービクルと何も変わんねぇだろ。

--

自分らの仕事は職人的な要素が多分にあって。
職人技っていうのは、基本的に、目で盗むものだ。
ペア・プログラミングが有効であることの理由の
1つは、目で盗む機会が増えることだ。

プライベートな空間がほしい?
アイフォーンでもネットブックでも与えりゃいい。

ガラス工房を見てみればいい。工房がキュービクルで
仕切られてないのは物理的な理由からだ。でも、
そのおかげで、見習いが熟練の技を、いつでも、
間近で見ることができる。

厨房にしたって同じだ。見習いは皿洗いをしてるが、
焼き方や煮方の仕事を盗み見ることができる。

何度も書いてるけど、自分らの仕事っていうのは
目で盗みにくい。だからこそ、目で盗む機会を
増やさないといけないのに、わざわざキュービクル
のようなもので囲んで逆に機会を減らしている。

自分たちの仕事の性質がまるでわかってない。

本家Permlink


2009年08月10日1

東スポの弁護士追跡劇の記事がむっちゃおもろい (笑)。

--

アニマル・デベロップメントを提唱する自分からすると (笑)、
そもそもテクノロジーとアニマル・スピリットの間に
そんなに距離があるのかと問いたいね。

テクノロジーがテクノロジーたるには社会との関わりが
必要で、社会はアニマル・スピリットで動いている。

優れたテクノロジーが広く受け入れられないなんて
現象は腐るほど見てるだろうし。広く受け入れられる
テクノロジーにしても、広く受け入れられる理由は
『美しいから』だったりする。

Javaがこれほど当たるなんて、J.Goslingも思っても
みなかったろう。最初はセットトップボックス向けの
言語で、それが世に知られるようになったのはブラウザに
組み込んでアニメができるからで、本格的に広まったのは
サーバサイドでだった。当たった理由はいろいろある
だろうけど、『運が良かった、タイミングが良かった』
っていうのが本当のところだろう。

Rubyの膨張が止まったなんて誰にわかる? まだPCを
触ったことのない人なんて何十億といるだろう。あるいは、
既存の言語を置き換えるだけでも数千万はいるだろう。

膨張が止まってないとすれば、カギを握っているのは
アニマル・スピリットだろう。言語の進化なんてのは、
まつもとさんもいってるように、ノロノロとしたものだ。
シンタックス・シュガーを1つ加えただけでユーザが
何万人も増えるわけもない。

でも、アニマル・スピリットを刺激すれば? Rails
みたいな現象がもう一度起きないなんて誰がいえよう。

--

まぁ、こういうのは山師の発想で、いかにも新山さんが
嫌いそうな感じはする (笑)。

--

しかし、その新山さんこそ、アニマル・スピリットの
典型例でもある。

新山さんが『合理的』であるなら、日本にわざわざ
帰ってくるようなこともなかったろうし、障害者向けの
ソフトウェア開発なんかよりももっとお金の稼げる
仕事を選んだはずだ。

※ 『障害者向けのソフトウェア開発』の部分は自分の
    単なる憶測なので本人に問い合わせないように (笑)。

--

ああ、煽ってるわけじゃないんだよね (笑)。

自分としては、RubyKaigiにそんなに思い入れがあるわけじゃ
ないから。

Rubyにしても、Rubyそのものに思い入れがあるわけじゃ
なくって、Rubyに集まってる人に思い入れがあるわけで。

もし仮に、そういう人たちがRubyから離れてしまったと
しても、その人たちに対する思い入れは変わらないんだよね。

まぁ、ムリしてやるまでもないことだろうし、やるん
だったら、体調に気をつけて楽しんでくださいとしか
いえないなぁ。

--

しかし、オレが書くことの99%くらいは我田引水だな (笑)。

--

いや、ビジネス側のほうが賢い可能性だってあるんじゃ
ないか。

『最近は納期が短くなって』みたいな話をよく聞く。
でもって、その理由は『競争が激しくなって』みたいに
いわれる。

もちろん、その可能性は否定しない。

でも、最初はそうだったかもしれないが、実際にやって
みて気づいたんじゃないか。『これはイケル!』って。

納期が短くなるってことは、納期がズレたとしても誤差が
小さくなるってことだ。これはビジネス側にしてみれば
福音だ。大きなリスクを取らずに済む。

完成したときに、もし気に入らないところがあったら、
保守契約でやらせることもできるし、新たに開発契約を
結ぶこともできる。そもそも、完成しなかったら払わない
こともできる。

じゃあ、開発側はどうすればいい? もちろん、小さくて
動くシステムを素早く完成させて、それをちょっとずつ
大きくしていけばいい。その都度お金をもらえばいい。

--

開発側が進化的システムに踏み切れないのは、やっぱり
変更コストカーブのせいなんだろうな。

それ以外には因習くらいしか考えられない (これまで
それでやってきたんだから、それでいいじゃないか)。

でも、変更コストカーブは、XPの初歩なんだよね。

プログラミング技術は半世紀以上進化してきたんだけど、
その中でも、変更コストカーブを下げるっていうのは
大きな領域を占める。代表的な例がモジュール化だ。

何度か書いてるけど、オブジェクト指向を否定する
関数型大好きな人でも、モジュール化を否定する人は
見たことがない。それほど重要なプログラミング技術だと
いうこと。

もちろん、変更の種類によってはモジュール化が役に
立たないこともある。広範囲に変更しないといけない
場合なんかがそう。でも、それほど大きな変更は、
ビジネス的に失敗してる可能性のほうが高いんじゃ
ないか、フツーに考えて。そんな変更が必要になるなら、
どんな開発手法を採用してても、作り直すのが一番安上りに
なるんじゃないか。

もちろん、作り直すんなら早いほうがいいし、それを
見極めるためには早く動かしたほうがいい。

--

いや、でも、工事進行基準もマヤカシだよな。

ちょっと例に出して申し訳ないんだけど:

http://timekrei.tenda.co.jp/other.html

一番最初の図を見ると、要件定義とか、設計とかにお金
払ってるわけでしょ。客からすれば、そんなもんの
ドキュメントもらってもクソの役にも立たない。
役に立つとすれば、あとで瑕疵契約結ぶときに有利に
なるとか、そんな後ろ向きの話でしかない (いや、
それも大事なことだろうけど)。

小さくて動くもんにお金払って、あとは機能追加する
たびにお金払うほうがよっぽど健全だろう。

本家Permlink


2009年08月10日

生活に困るようなことのないだけのお金が残るんだったら、
残りのお金をぜんぶ黒い白鳥探しに回したって構わないん
だよな。

今の自分にとって、黒い白鳥探しに回せるお金がどれくらい
あるか。まぁ、国民の平均年収以下の自分だけど、独身と
いうこともあって、一月で2〜3万は大丈夫な気がする。
2〜3万くらいのムダづかいはいくらでもやってる。

--

http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/980609/viaweb.htm

4,900万ドルってことは、50億円以上なわけだな。それを
2人で山分けしたとして25億円。さらに税金で半分持って
かれたとして13億円。「生活に困らないだけのお金」が
「サラリーマンの生涯賃金」だとすると3億円。残るのは
10億円か。

10億円だとして、100万のプロジェクトだと1000個運営
できる。さすがに100万のプロジェクトは非現実的だと
して、1000万だと100個、500万だと200個。

でも、1000個ならともかく、100〜200個だと、黒い白鳥を
つかまえるには足りない気がする。まぁ、だから、PGも
腕のふるいがいがあるんだろうけど。

--

だったら合宿所を作っちゃえばいいんじゃないか。

でもって、Googleメソッドの逆をやって、2時間でお金を
稼いで、残りを黒い白鳥をつかまえるのに当てる。

2時間の仕事っていうのはラーメン台を稼げればいいわけで。

まぁ、いってみればファームだよね。

--

  オブジェクト指向とは、
  具体的に言えば、
  オーバーライド、オーバーロード、継承、データの隠蔽(カプセル化)
  のことですか?

オーバーロードは違うけど、でも、そういう認識で
いいんじゃない?

「具体的に言えば」っていう断りも入ってるし。

こういう話をすると「オブジェクト指向は考え方だから
云々」いうヤツがいるけど、もっと即物的に考えても
いいし、そのほうが即効性がある。

上の3つは、どれも使い方に上手い下手があるけど、
それはどんなテクニックでも同じことだし、
「オブジェクト思指向の本質」とやらで上手く使える
ようになるわけでもない。そういうものは自分で体得
するしかない。

--

まぁ、もともと祭なんてのはバカがやるもんであって、
バカは死ななきゃなおらない。

岸和田のだんじりが、毎年のように家をブッ壊したり
死人を出したりしながらも続くのは、結局はバカだから
としかいう外ない。

バカがどれだけいるか、バカがどれだけバカでい続け
られるかは、バカに聞いてもわからない。

本家Permlink


2009年08月09日

介護に疲れて仕事もボーアウトしたプログラマだとか、
不治の病に冒された若き研究者だとか、
そういう人たちを使って一商売できないかと考えたりも
するんだけど。どうにも商才がない。

ただ、いえるのは、彼らが書けば自分は読むし、
何か引っかかるものがあればここに書くということだけ。

--

わらしべ長者は複利の話だったんだなぁ。

--

http://homepage2.nifty.com/kamitoba/goroku/yamauchi.html

山内さんの語録を今読み返すと、黒い白鳥を意識してた
んじゃないかと思えてくる。

--

結局のところ、動いてるシステムを目の前にしないと、
ビジネスの人もシステムの価値を判断できないんだよね。
当たり前の話だよね。

家の設計図だけを見ても、ほんとに住み心地がいいか
なんてわからない。

だからプロトタイプなんていうのを作ったりもするん
だけど。でも、プロトタイプは本物じゃないんだよね。

成功したシステムっていうのは、ビジネス的に成功した
システムをいうんであって。

だから、開発のできるだけ早い段階でビジネスの目を
取り入れる必要があるし、その目を継続的に持ち続け
ないといけない。

--

前にも書いたけど、銀行のシステム統合にしても、
ほんとに成功したかどうかは、統合したあと何年か
経たないとわかんない。

この世界不況の影響を新システムだから耐えることが
できたのか、それとも、新システムに移行する費用を
体力温存に回すほうがよかったのか。そういう視点を
持ってないと、システムのほんとの評価ってできない
んだよね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E8%8F%B1%E6%9D%B1%E4%BA%ACUFJ%E9%8A%80%E8%A1%8C%E3%81%AE%E5%90%88%E4%BD%B5%E3%81%AB%E4%BC%B4%E3%81%86%E7%A7%BB%E8%A1%8C%E5%87%A6%E7%BD%AE

--

ああ、少なくとも日本の金融業界は、この世界同時不況を
予測できてないといけなかったんだよね。予測するのは
無理だとしても、万が一の備えができてないといけなかった。

だって、ここ最近の経済的混乱をあげると:

1987 ブラック・マンデー
1990 平成不況
1997 アジア通貨危機
2002 ドットコム・バブル崩壊
2006 ライブドアショック
2008 サブプライム危機

なんていうのがあって、かなり大きな経済的な混乱が
わりと頻発してるんだし。にもかかわらず、備えを
してないとなると、呑んだくれのバクチ打ちと変わん
ないって話になる。

本家Permlink


2009年08月08日

いやいや、『4人は多かった』っていってたじゃん?

しかも、どこに行くかと思ったら、オリジナリティを
さほど感じさせないゲームがたまたま当たったとしか
思えない会社で、そのゲームを別にすれば、そのへんの
ネットベンチャーと大して変わんないっていう。

それだったら、そこそこ固い会社に入るか、フリーで
働いて、一発逆転を虎視眈々と狙うほうが首尾一貫
してるってもんでしょ。

--

ああ、『たまたま当たった』だけでもスゴイことは
スゴイ。

上の文章は、まぁ、尻馬に乗りたがるヤツにいった
だけで、若者はそういう輩に振り回されることなく
突き進んでください。

--

でもね。ベンチャーなんていうカタカナで書こうが、
結局は山師なんですよ。一発当ててやろうっていう。

社会を変えたいとか、そんな空々しい話は聞きたく
ねぇし。

--

また『ブラック・スワン』の話なんだけど、やっぱり
PGのやってることは正しそうなんだよなぁ。

良い黒い白鳥を生み出すには『下手な鉄砲も数打ちゃ
当たる』しかないみたいなんだよな。で、この『数打つ』
っていうのがITだと実際に可能だっていうのがミソな
わけで。要は、小さいベンチャーをたくさんやるっていう。

本家Permlink


2009年08月07日

いや、ほんとに、そんなにむずかしい話をしてるつもりは
ないんだけどなぁ。

実現したい機能が10個あるとするでしょう。でも、それら
10個の機能って、どれもが同じ価値を持ってるなんてことは
滅多にないでしょう。だったら、価値の高いものから
実現しましょうよ。で、価値の低いものは後回しにするん
だから、あんまり詳細に立ち入って考えてもしょうがない
でしょう。時間に余裕がなけりゃパスすればいいし、
後になって他にもっと価値の高い機能が出てくるかも
しれないし。

10個の機能がすべて同じ価値で、そのすべてを実現しなきゃ
いけないなんて考えるほうがおかしいと思うけどなぁ。

いや、10個の機能をすべて同じ価値と見なすっていうのは、
実は、かなり重い罪だよね。ビジネスの視点がまるで
欠けてるってことだから。ビジネスの視点が欠けると、
使われないシステムを作りかねない。

契約のこととか、会計のこととか、むずかしい話は自分は
わかんないんだけど。でも、因習じゃなくって、リクツに
合わせないといけないんじゃないの? もちろん、遵法精神を
忘れちゃいけないけど。

本家Permlink


2009年08月06日1

最初に小さいものを作って、それをちょっとずつ大きく
していく。このやり方って、お金にもやさしいと思うん
だけどなぁ。

お金にやさしいっていうのは2つあって。1つは、お金の
出入りが少額であること。もう1つは、お金の出入りが
予測しやすいこと。

1年とか待たないとお金が一銭も入ってこないとか。

プロジェクトが途中でキャンセルされたんだけど、お金
まだもらってないとか。

そういう、お金に関して不測の事態が起きにくいと
思うんだけどなぁ。

本家Permlink


2009年08月06日

結局のところ、小さい失敗なら、ある程度頻発しても
耐えられるが、大きい失敗は、一発でも耐えられない。

失敗は学習の好機ではあるが、その失敗によって学習する
体力まで奪われたら元も子もない。

--

まぁ、なんともいえないところだけど。

確かに、4人でも多かったのかもしれないけど、年収600万
とかじゃ、ラーメン代にしては高すぎるよね。

ベンチャーなんて、当たるまでビンボーなんもんだと
思ってたけど、最近の若者は感覚が違うのかねぇ。

『ブラック・スワン』の『月並の国と果ての国』の
話でいえば、ベンチャーは果ての国の仕事なわけでしょう。
果ての国っていうのは、ごく少数の巨人と大勢の小人から
成るわけでしょう。そこに年収600万なんていう半端な
人間は住めないよね、フツーに考えて。

--

これも『ブラック・スワン』の話だけど、良い黒い白鳥
っていうのは、いつ降りてくるかわかんないんだよね。
わかんないから黒い白鳥なわけで。

でも、黒い白鳥は、がんばってる人にしか舞い降りないん
だよね。

がんばってるからといって必ず舞い降りてくるとは
限らない。でも、がんばってないと絶対に舞い降りては
こない。

--

うん。だから、Googleみたいなとこに就職するのも
アリっちゃアリだよね。巨人の中に入るっていう。

まぁ、すでに成功してるベンチャーなんてベンチャーじゃ
ないとオレは思うけど。

本家Permlink


2009年08月05日

「ワークライフバランスを実現する仕事術」(佐々木常夫、東洋経済 8/8号)

  その会社の「事業構造の抜本的改革プラン」を策定するタイミングもよく考
  えなくてはならない。事業構造の改革はその事業なり会社が危機的な状況に
  あるとか、設備投資をするタイミングにあるといった節目のときに実行しな
  ければ効果的ではない。

で、君らは、この危機的な状況にあっても、昔ながらの開発プロセスを続ける
つもりなのか?

本家Permlink


2009年08月03日1

JaSST '09 Kansaiの話の続き。

参加してる人たちは、やっぱり品質管理を本業としてる
人たち、いわゆるQAの人たちが多かったみたい。

で、その人たちの間でも「リリース間近のテストだけじゃ
限界があって、もっと早い段階 (いわゆる上流工程) から
関わんないと品質はなかなか上がらない」っていう
コンセンサスができてるようだった。

であるならば、QAの人がオンサイト・カスタマになれば
いい。

QAの人っていうのは、いってみれば、顧客の利益を代表
してるんだよね。もちろん、単に顧客の代替じゃなくって、
企業の利益も考慮した存在じゃないといけないけど。

結局のところ、品質っていうのは、組織全体の質を
上げないと確保できないんだよね。いくらテストを厳密に
やったって、それが製造のほうに反映されないと意味ないし、
反映させるにしても時間がかかるようだとやっぱり問題に
なる。

QAの人が製品の品質だけにしか目を向けないんだったら、
製品の品質は上がらないんじゃないかな。

本家Permlink


2009年08月03日

『アニマルスピリット』(G.A.アカロフ/R.J.シラー、東洋経済新聞社)

   ケインズは、ほとんどの人はどれだけ貯蓄するかほとんど考えないと思っ
   た。かれの見方では、人々は所得の変化に自動的に反応するだけだ。「人々
   は、一般に平均で見れば、所得が上がるにつれて消費を増やすが、でも所
   得の増分全額が消費にまわるわけではない。」

であるなら、消費税はやっぱり不公平な税制なんじゃないか? 累進率いじる
ほうが公平なんじゃないか?

金持ちは節約できる金額が大きいのに比べて、貧乏人は節約できる金額が小さ
い。言い替えるなら、金持ちは貧乏人の暮らしをできる (そしてそれは大抵誉
められる) が、貧乏人は貧乏人の暮らししかできない。

--

『法人税を上げると、企業が海外に逃げてしまう』という説がまことしやかに
語られる。しかし、そんなに単純なものか?

そんなに単純な話だったら、とっくの昔に本社を海外に移す企業が続出してる
だろうし、海外で成功する日本人ももっとたくさんいるはずだろう。

あ、オレは『法人税を上げろ』っていってるわけじゃないから。ただ、ミスリー
ディングはいかんだろっていうことをいいたいだけ。

--

都市経済 (なんていう言葉があるか知らないけど) にしても、『東京に一極集
中したほうが効率がいい』なんていう説がある。

人間がそんなに簡単に故郷を捨てられるものか? それに、多様性っていうの
は経済にとっても重要なことなんじゃないか? 一極集中すればヒートアイラ
ンドとかの弊害もある。そんなに単純な話じゃないだろう、やっぱり。

--

『ブラックスワン』も読んでたんだけど。また機会があったら改めて書きたい。

で、黒い白鳥は、数打たなきゃ現れないんじゃないかと思った。いや、ひょっ
とすると、悪い黒い白鳥は一極集中によって生まれ、良い黒い白鳥は多様性か
ら生まれるんじゃないかとさえ思う。

--

『ファンデーション』シリーズで、『社会心理学者』なるものが未来を正確に
予測するっていうのがあったよね。あれは、確か、『個人の行動を予測するこ
とはできないが、集団になればある程度正確に予想できる』みたいな話だった。

でも、これも、今考えれば無邪気な話で。黒い白鳥っていうのは『未知の未
知』であって、その黒い白鳥こそが歴史を塗り替えちゃうんだよね。

まぁ、もうストーリーをほとんど忘れちゃったんだけどね。

本家Permlink


2009年08月01日

ちょっと、この項目は上に書き足すけど。

JaSSTのパネル討論会で、組み込み (単品)、組み込み (コンシューマ)、
エンタープライズ、研究開発っていう分け方してたけど。

まぁ、その分野の人しか集まらなかったのかもしれないけど。
あんまり新鮮味はなかったね。パナソニックの人が来てたのが
目を引いて、確かに話を伺っても興味深かったんだけど。

こんなんだったら、ゲームとか、ネットベンチャーとか、
そういうのを集めたほうが面白いんじゃない?

まぁ、話の進め方がマズかったっていうのもあるんだけど。
だって、『そりゃ4人ともおんなじことゆーわな』っていう
のが多かったし。

JaSSTの特徴は、大学 (あるいは高専) なんかとつながりが
強いことだと思ったんだけど、そのツテをたどれば、結構
いろんな業界から人を集められるんじゃない?

--

京都にばあちゃんに会いに行こうと思い立って。

で、ついでに向こうで何かやってないかとIT勉強会カレンダーを
使わせてもらって。

そうしたらJaSST '09 Kansaiっていうのがあって。

JaSSTって、確か、前に咳さんが忍者式テストの話したんじゃ
なかったっけって思い出して。

じゃあってんで、それに合わせて予定組んで。

--

新幹線の中で目が覚めたら、京都駅をちょうど出る
とこだった。寝過ごした (笑)。

京都は思ってたより元気だったね。ゴッツイ駅ビル
建ってたり、二条あたりも開発中だったり。

でも、最初、八条口で降りて、『あんま変わってねーなー』
って思ったんだよね (笑)。

なんか京都って、東京の中央線沿線の街が延々と続く
感じだったね。原チャとチャリが多かったし。京都の
道は広いけどね。

--

で、JaSST '09 Kansai。

特筆すべきは、日立システムアンドサービスの
角口勝隆さん。

なんつーのかな。浜村ジュンをさらにおっとり上品に
した感じ? (笑) しゃべりも面白いし。講演の
『レビュー眼』の話も面白かった。もっともっと活躍の
場を広げてほしい人物。

http://www.jasst.jp/archives/jasst09w/session.html#a2-4

これ、資料公開してないんだっけ? 資料公開しないと
出版社の人とか評価しようがないと思うんだけど。

残念ながら、ブログもTwitterもやってないって。

--

で、全体の印象なんだけど。

組み込みやってる人が多い割にアジャイルやってる人が
少なかったのは意外だった。

そのせいか、数に負けてる感じ。

『近年、システムが複雑になるにつれ、テストケースも
膨大な数になっている』みたいな話が何度か出てたと
思うけど。で、その数に対抗する手段がいくつか紹介
されてたけど、どれも『すべてを洗い出す』っていうのが
基本になってるんだよね。

いや、『すべてを洗い出す』っていうのは必要だよ?
でも、それを前払いの開発スタイルでやってるんでしょ?
それじゃ、短期間にテストケースが急激に増えるのは
当たり前だよね。

ちょっとずつ作っていくやり方なら、テストケースも、
すべてを洗い出すとしても、ちょっとずつしか増えて
いかないよね。

このへんは咳さんの忍者式テストの話だよね。

前払いスタイルだと、テストケースを考えてから、それを
実施するまでに時間が空くのも問題だよね。テストケースが
正しいかどうか確かめるのが遅れることになるんだから。

--

それと、『仕様変更を認めますか?』っていう質問が
あったけど。で、『お客さんのことを考えたら認めざるを
得ないこともある』っていう答え。

でも、それだとウォーターフォール、崩れちゃうでしょ?

で、そこで『自分とこはウォーターフォールを拡張
してます』っていうんじゃ、あまりにもご都合主義
なんじゃないの? その拡張は、君らの大好きな
『標準』じゃないわけでしょ?

--

あと、『リスク』っていう言葉がよく使われてたけど。

でも、リスクって、ビジネス上の判断なんだよね。
不具合といっても、ビジネス上無視するしかないことも
ある。

だから、まぁ、誰がテストするにしても、リスクって
いうんなら、ビジネスの人の意見を聞かなきゃいけない
ってことなんだよね。

--

今回ので、一番ダメだった点は、質疑応答の時間が
一回もなかったこと。つーか、質疑応答の時間は、
本編を削ってでも作らないとダメでしょ。

質疑応答の時間がなかったから、角口さんとも休憩時間で
話すしかなかった。まぁ、角口さんとは個人的に話したい
こともあったんだけど、それだけじゃなくって、講演
内容についても話を伺ったんだよね。

『不具合事例を抽象化してシソーラスのようなものを
作る』っていう話をされてて。で、自分は『それって
バグパターンですよね?』って尋ねて、『そうですよ』
って返されて。で、角口さんは『シソーラスをマインド
マップに集めてる』っていってたから、自分は『Wikiを
使ったほうがよくないですか?』って話して。そしたら
角口さんは『いや、共有すると論争になることもあるから、
使い分けるほうがいいんですよ』って返された。

こういうのは、講演の理解を深めるわけでしょう。
バグパターンについては、その前に講演されてた
SHARPの人も言及してたわけだし。

--

ああ、思い出した。全体として、サンプルが少ないん
だよね。『これこれやってみました』っていう報告が
あって。でも、やってみたのはパイロット・プロジェクト
だったりとか、ほんの数回だったりとか。

プロセスっていうのは、士気次第で何でも成功しちゃう
ところがあって。だから、効果を謳うんなら、やっぱり
数こなさないと説得力がないんだよね。

--

で、会場のそばにカルフールがあったんですよ。
でっかいのが。エスカレーターがスロープ状になってて。
カートと一緒に乗ってる人もいてね。で、早速自分も
乗ってみたんだけど。そしたら、前の人もカートと一緒に
乗ってんだけど、手を放してるんだよね。でも、カートは
動かないんだよね。車輪に工夫がしてあって、エスカレーターで
動かないようになってるんだって。警備の人にそう聞いた (笑)。

で、カルフールでケロロ軍曹第18巻買って。

ああ、東大阪市の市役所もあったなぁ。バカデッカイのが。
どう見てもハコモノでした (笑)。

で、さぁ帰ろうかって駅に向って歩いてたら、大阪王将が
あって。チャーハンとギョーザを食べて。まさか、こんな
機会に念願がかなうとは思わなかった (笑)。

--

まぁ、そんなこんなでいろいろ楽しめました。

JaSST Kansaiも、角口さんがまたスピーカーやるんなら、
もう一回行きたいなぁ。

本家Permlink


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