bakaid: 20101227
プログラミングには、孤独を愉しむというところがある。 これは別にペア・プログラミングを否定しようという ことではない。 よい実装方法が思い浮かばず、独り悶々とした時を過ごす。 それもまたプログラミングの愉しみなのだ。 快調に動いていた指先がピタリと止まる。それまで完璧と 思っていたロジックに穴があったことに気づいたのだ。 穴を塞ごうとするが塞がらない。別な方法はないかと 必死になって探す。でも、見つからない。考えても 堂々巡りを繰り返す。 傍から見れば、当人に何が起こったかまったくわからない。 『考えごとしてるな』と思ってくれればいいほうで、 『眠いのかな』、もっとひどいと『暇そうだな』などと 思われてしまう。 苦悩を周囲に打ち明けるのもひとつの手ではある。 しかし、その苦悩を説明するには、背景まで説明 しなくてはならず、言葉にするのももどかしい。 そうして、独り考えに耽ることになる。 一種産みの苦しみではあるのだが、プログラミングならではの 時間であり、それを愉しみと呼ばずして何と呼ぼう。
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