bakaid: 20100426
『文藝春秋 五月号』『オフレコ発言で振り返る歴代総理四人』 (田原総一朗)。 その日まで『サンデープロジェクト』が終わるなんて 夢にも思ってなかったんですが、「申し訳ないけど、 二〇一〇年の三月でやめてほしい」といわれました。 理由はまったく聞いてません。「なぜ?」って、訊いたら、 同席した役員が「社長がこんなに腰を低くして、お願い してるんだから、いうことを聞いたほうがいいんじゃ ないですか」といわれたので、それ以上は問いません でした。 (『社長』というのは、当時テレビ朝日社長の君和田 正夫氏。) これ読んだとき、開いた口がふさがりませんでしたよ。 20年以上続いた番組、しかも報道番組で、ずーっと 務めていた司会者に、番組の打ち切り理由も説明しないとか。 その上、『社長がお願いしてるんだから』って、いつの 時代の話だよ。頭狂ってるとしかいいようがない。 そりゃ、長年やってたんだから、アウンの呼吸みたいな ものを期待したのかもしれないし、予兆のようなものは 田原氏も薄々感じてたのかもしれないけど (記事では 『夢にも思ってなかった』って書いてるけど)。 だからテレビは死ぬんだよな。というか、サッサと死ね。 今死ね。誰も困らんし、誰も泣かん。ライダーだけ 放送してろ。ジャーナリズムとか間違っても口にするな。 -- 同じく文藝春秋の『丸の内コンフィデンシャル』より: 興味深いのは、この騒動(※富士通の御家騒動のこと)で 社外取締役だった某氏と野中郁次郎一橋大学名誉教授が 退任したこと。特に野中氏はコーポレートガバナンスの 大家だけに、野副氏側は一縷の望みを託していたよう だが、何ら反応はなかった。
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