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bakaid: 200908192

言語の選択に『合理的な』理由なんてないだろう。

万人が納得できるものを合理的というのであって、
そうでなければ嗜好に過ぎない。

そして、嗜好とはアニマル・スピリットそのものだ。

ならば、嗜好というアニマル・スピリットを突き詰める
ことが理に適う。

スピリチュアルが嫌いだというが。ならば、E.S.Raymond氏の
オープン・ソース三部作はどうだ? オープン・ソースの
世界が贈与経済で成り立っているなんて、常識的に考えれば、
気違い沙汰だ。でも、我々は、贈与経済が成り立っていると
実感している。違うか?

アニマル・スピリットというのは、お花畑の話ではない。
人間あるいは人間の集団が起こす現象を観察し、上手く
いくやり方を見つけ、それを実際に試すということだ。

『いきいきとした』という言葉の裏には『生々しい』という
言葉が隠れている。いい仕事をしたいと思う一方で、
お金をたくさんほしいとも思う。いいコードを書きたいと
思う一方で、いい女を抱きたいとも思う。そうした情念の
ぶつかり合いこそが、人間が輝くための源泉になるのでは
ないのか。それを置き去りにしては、暗いビットの闇が
広がるだけだろう。

--

自分は、Rubyを長くやってる人に会うと尋ねることがある。
『どうしてRuby界隈には優秀な人が集まってるんですかね?』

まぁ、自分の見てる世界が狭いだけで、Ruby界隈の他にも
優秀な人が集まってるところはあるんだろう。それは
置いておいて。

問題なのは、誰もこの質問にハッキリとした答えを
出してくれないことだ。誰一人として、だ。

こんなに重要なことに誰も答えられないでいる。これは、
自分にとっては、Rubyのテクニカルな話よりよっぽど
重要なことだ。なぜなら、その答えがわかれば、Rubyが
ポシャっても、新しいプロジェクトを立ち上げて必ず
成功させることができるからだ。必ず、だ。

でも、彼らは、この問題を『スピリチュアル (笑)』と
いって無視する。どっちがバカだっていうんだ! いや、
オレのほうがバカなんだけど。

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優秀な人には仕事が集まる。仕事が集まれば学習効果が
高くなる。だから、優秀な人はますます優秀になる。

これは、オレ以外にもいってる人がたくさんいることだし、
これを読んでる人も『何を今さら』と思ってることだろう。

でも、なぜか、それを組織運営に積極的に取り入れようとは
しない。人はいつまで経っても学習しない、凡人は凡人の
ままだという前提で組織を運営する。もしくは、人の成長は
直線的だという前提で組織を運営してしまう。

そんなバカな話はない。

人への投資は、一番ローリスク・ハイリターンなもの
だろう。もちろん、お金がからむとそうもいってられないが。

それでも、お金をかけずに投資するやり方はいくらでも
ある。誉めてやればいいし、仕事を与えてやればいいし、
メシをおごってやればいいし、オンナを紹介してやっても
いい。

本家Permlink

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